BOGIEは、FA(ファクトリーオートメーション)エンジニアである青木清が設計した自動回転式テレビ台。
小さな悩みが、商品開発につながったそのストーリーをご紹介いたします。
設計者である青木は、テレビを観ながら食事やお酒を飲むのが日常。 10年前55インチの液晶テレビを購入。しかしダイニングからはテレビが観づらい間取りでした。せっかくの大画面だが、真正面から見るには移動しなければならないのは不便と思い、簡単にテレビの向きを変えられるテレビ台やスタンドは無いものかとネットで検索しましたが、しっくりくるものがありませんでした。
「無いなら作るか!」と思った青木はすぐさま設計に取り掛かりました。設計者である青木は機械設計が仕事。FAエンジニアとして製造工程をロボットによる自動化やオートメーションするのを生業とし、「非効率なこと」を「徹底的に効率化する」ことが仕事。手動ではなく自動で、しかも遠隔造作でテレビの向きを変えることができる、「リモコンで操作可能な自動回転テレビ台」を作り始めたのです。販売する為ではなく、自分が欲しかったから。
大画面のテレビが狭い部屋でも壁や家具に干渉せずに、最小スペースで回転可能にした機構は特許を取得しました。青木自身、本当は作るつもりは全くなかった製品です。無ければ困るという想いひとつで開発した電動回転テレビ台「BOGIE」。名前の由来は、鉄道の「Bogie台車」から名付けました。産業の発展とともに車体長が増加した列車が小半径でも脱線することなく曲がれるように開発されたのが「Bogie台車」。そして三種の神器とされたテレビもまた、時代とともに薄型化・大型化しました。狭い空間でも自由にテレビの向きを変えられる電動回転テレビ台「BOGIE」は自由な間取り設計を可能にして、家族みんなが楽しむ為のリビングの必須アイテムとなるでしょう。
BOGIEは実際に一番欲しいと感じていた青木自身の自宅とオフィスで快適に使用しています。小さな生活のストレスがきっかけでBOGIEを開発した青木は、「自分のように不便を感じている世界中の人々に快適なテレビライフ、自宅での映画鑑賞やゲームなどを楽しんでいただきたい」と語っています。
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